第一番 普門寺 (ポムンサ)

各寺院のご紹介

観音信仰

大雄殿の脇侍仏で、観世音菩薩像を奉安している。
大雄殿裏の422階段の上に、磨崖観音坐像を奉安している

<参拝順路>
一柱門 →(宗務所)→ 大雄殿磨崖観音坐像

写真1

ソウルから車で1時間半ほど行くと観光スポットとして知られる江華島(カンファド)がある。その南西、外浦里(ウェポリ)から船でさらに5分ほど行くと小さく美しい島、席毛島(ソンモド)に着く。席毛島に位置している普門寺は、新羅時代の西暦635年(善徳女王4年)、金剛山(クムガンサン)での修行を終えて帰ってきた懐正(フェジョン)大師によって創建されたとされる。

寺院は山の中腹にあり、その山の形がインド南端の海岸にあり、観音が住むという八角形の山の普陀落山に似ていたことから、山は洛伽山、寺は普門寺と名付けられたという。

洛伽とは観音菩薩が住むと伝えられる山の名前で、普門とは衆生を救うために33の姿に変化する観世音菩薩を表す言葉である。山と寺院の名前がどちらも観音菩薩を表している普門寺は、観音祈祷の道場として知られ、南海(ナムヘ)の菩提庵(ポリアム)と襄陽の洛山寺(ナクサンサ)とともに、韓国の3大海上観音聖地として知られている。

境内に入ると、懐正(フェジョン)大師が普門寺を創建した当時、寺院の近くの海辺で漁師の網にかかって引き揚げられた22の仏像と羅漢像を奉安したという石穴の仏殿がある。石穴仏殿の前には岩清水が湧き出る所があって人々の喉を潤してくれる。 

普門寺の一番の自慢は寺院の裏、洛伽山の山頂にあるヌンソプ(眉)岩に刻まれた磨崖観音座像である。大雄殿の裏にある422段の階段を上っていくと、切り立った絶壁に高さ9.2メートルの穏やかな表情の磨崖仏に出会える。 1928年に刻まれたこの磨崖仏は「神秘的な力を持っている」とされ、受験シーズンや国家公務員採用試験のシーズンには合格祈願をするために大勢の人が訪れている。磨崖仏がある所まで息を切らせて上っていくと、足下に広がる美しい西の海を見ることもできる。小さい島が浮かぶ静かな海は観音菩薩の慈悲深い笑顔のように人々の心に安らぎを与えてくれる。洛伽山の山頂から海の向こうに沈む夕日を眺めていると、仏教を知らない人でも解脱の世界を垣間見ることができたような気がする。

〒417-911 仁川広域市江華郡三山面某音里629 (032)933-8271
http://www.bomunsa.net/


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