第五番 麻谷寺 (マゴクサ)

各寺院のご紹介

観音信仰

大光宝殿の壁画に、水月白衣観世音菩薩像を奉安している。

<参拝順路>
一柱門解脱門天王門極楽橋(宗務所)→ 大光宝殿

写真1

麻谷寺事蹟立案の記録によると、640年(新羅善徳女王)地蔵律師が公州の泰華山に開山したと伝わっている。新羅時代の普徹和尚が説法の際に、集まった信徒が麻畑に麻が生えたように見えたことから麻谷という名前が付けられたのである。

花より美しいのが人と人との縁だと言う。春の麻谷寺には花より美しい物語が伝わっている。静けさが漂う山寺で人と人とのつながりを考えるひと時を送ってみよう。

麻谷寺には朝鮮時代の王、世祖(セジョ)と忠臣、金時習(キム・シスプ)の話が伝わっている。金時習は先王、端宗(タンジョン)から王座を奪い取った世祖に反発し、都を去った。金時習が麻谷寺にいると聞いた世祖は、彼に会うために自ら麻谷寺に向かった。しかし、そのことを耳にした金時習は麻谷寺を後にした。この知らせを聞いた世祖は「金時習が私を捨てて去ったのだから、輿に乗っていくことはできない」と言い、牛に乗って都に帰ったという。世祖は麻谷寺を去る時に霊山殿の扁額を残した。

麻谷寺の大光宝殿(テグァンボジョン)の床に敷かれているむしろには、足の不自由だった男に因んだ話が残っている。昔、足が不自由で歩けなかった一人の男が麻谷寺にきて、「クヌギの木で真心を込めてござを作り、仏に捧げます。どうぞ歩けるようにしてください」と、100日間のご祈祷を捧げた。その男はご祈祷の傍ら、約束通りクヌギの木の皮を剥いて丁寧にござを編んだ。ご祈祷を始めて100日目、ござを完成させた男はスックと立ち上がり、歩いて仏殿を出たという。このように人と人、人と仏との美しい物語を秘めている麻谷寺である。

〒314-872 忠清南道公州市寺谷面雲岩里567 (041)841-6226
http://www.magoksa.or.kr/


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