第三十一番 神勒寺 (シルルクサ)

各寺院のご紹介

観音信仰

観音殿極楽宝殿に阿弥陀三尊物の脇侍仏として、観世音菩薩像を奉安している。

写真1

新羅時代、元暁大師により創建されたお寺で、後日朝鮮王朝(1472年)、近くにある世宗大王の英陵の陵寺となる。北から南に流れる麗江(ヨガン)が他の流れと合流し、銀色の砂浜と沃土を造り出した楽土が驪州(ヨジュ)である。驪州には8つの自慢があり、その一つが神勒暮鍾(シルルクモジョン)である。日が暮れる頃、神勒寺(シルルクサ)の境内に鳴り響く神勒暮鍾の音は神秘的ですらある。千年の歴史と伝統を誇る古寺、神勒寺の境内に厳かに鳴り響く鐘の音を聞いていると、ここが現世の仏の国だと実感することができる。  

神勒寺は韓国の寺院では唯一川岸にあり、極楽宝殿の前に立つと、うっそうと生い茂った森が見え、一柱門の方に向かって歩いていくと、悠々と流れる川を見ることができる。その様子がとても幻想的で、儒教を重んじ、仏教を軽んじていた朝鮮時代にも、文人の金炳翊(キム・ビョンイク)は「儒学者とは言え、神勒寺の美しさをどうして無視することができるだろうか」と称賛している。大蔵経の教えと懶翁禅師(ナオンソンサ)の禅の世界を垣間見ることができる寺院で、有形・無形文化財をたどって歩いていると、阿弥陀仏が伝える浄土に出会えるかも知れない。

〒469-854 京畿道驪州郡驪州邑川松里282 (031)885-9024
http://www.silleuksa.org/


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